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2007.01/30(Tue)

それから 

着物映画で好きな作品といえばまず思い出すのが、森田芳光監督の『それから』。
松田優作と藤谷美和子の共演で、公開当時とても話題になった映画です。

どんな映画でも製作された年代の色が出るものだけど、これは1985年製作ということで、全体に80年代のフィルターを通した明治時代になっているのが面白い。
衣裳でいえば、小林薫の着ているだぶだぶ過ぎる麻の上下とか、羽賀研二の髪型なんかに80年代を感じる。(あんなくるくるパーマの掛かった書生がいるかいっ!)

映画としてももちろん良いのですが、なんといっても女性陣の着物が素晴らしい。
明治時代の若い女性は絶対こんな合わせ方してなかっただろうと思うような、かなり奇抜な合わせ方をしている藤谷美和子。
華やかなマダムの草笛光子や、お金持ちのお嬢様らしい森尾由美の着物など、それぞれ雰囲気の違ったコーディネートが楽しい。

特に三千代(藤谷美和子)がはじめて代助(優作)の家を訪問するときの着物。半襟、長着、羽織と、すべて目の覚めるような大きな柄で違う色味を重ねているコーデはすごい!!
また、家事をしているときは木綿の縞のような着物を着ているのに、半襟は黒地の大柄だったりして、これも単なる地味には終わらないインパクトがあります。
私は4人でお花見をしているときの、紫の絞りの羽織を着ているコーデが、はんなり優しげな美和子に似合ってて好き。(ただし、三千代役にふにゃふにゃした美和子は合っていないと思うけれど)

マダム草笛光子も、まさに大人のアンティークという迫力満点。この方の着物姿大好き!!
60年代の映画でのバーのママ役などもハマっているし、アンティークもとてもよく似合っていて、いかにも着慣れた人らしく所作も美しい。
最初の登場シーンと、ラスト近くで代助に真意を聞くシーンで着ているものが特に素敵です。
前回触れた『着物女のソコヂカラ』に東映の衣裳室が写っていたけれど、この素晴らしい着物たちもここに収蔵されているものなのかな。

まるで着せ替え人形のごとく(良い意味で)素晴らしいアンティーク着物が次々と登場する、着物好きにはたまらない映画です。

それから それから
羽賀研二、夏目漱石 他 (2005/11/21)
東映
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↑どうでもいいけど、この説明なに??
主役は松田優作で羽賀研二はちょい役だし、だいたい漱石は出てきませんっ!!
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2007.01/27(Sat)

楽しいコスプレごっこ 

注文していた本、『着物女のソコヂカラ』が届く。

これ、ネット上でもかなり賛否両論みたいで、絶賛している人からけちょんけちょんに言ってる人までさまざま、はてこりゃいったいどんな本なんだろう~とかなり楽しみにしていました。

日本映画を通して着物姿を学ぼうと言うコンセプトの本、ざっと目を通した印象は、「シネマきもの手帖」的内容を「KIMONO姫」的解釈で著した本、という感じ。

KIMONO姫的というのは言い換えると、ファッション誌的というのかな。
着物の美しい映画の紹介、そこからインスパイアされた着物コーデを披露したページ(スタイリストは石田節子さんと豆千代さん)、映画で衣裳を担当したスタッフや、若尾文子へのインタビューなどから構成されていました。

私としてはとても楽しめる本でした。やっぱり着物の醍醐味ってコスプレだよなぁと言う認識をあらためて感じた。取り上げる映画のセレクションもとてもいいし、着物が大好きで映画もよく知ってる方が作った本だということが伝わってきます。マニアックにならず、適度にミーハー、でも着物好きのツボをちゃんと押さえた内容だと思う。『ツィゴイネルワイゼン』の大谷直子の着物にも触れられていたし。ちょっとだけだけど。
私自身、○○の映画の××風とか、□□の描く△△の絵、とテーマを決めて着物を着るのが大好きなので、(ただし、実際にそう見えるかどうかは別・・・だって自己満足だもんっ) そういう意味では無条件に楽しかった。

ただ、「シネマきもの手帖」をはじめ、参考文献であげられている日本映画や若尾文子関連の書籍類はけっこう目を通したものもあったせいか、私にとっては新鮮味はいまひとつでした。
それと、多くの人が指摘していた字体の組み(漢字がゴシック、ひらがなが明朝)は、やはり読みづらかった。ほとんどすべての文章がこれで組まれているのはしんどい。特に文子サマのインタビューは、なんだかふざけた感じになって悲しかったです・・・

もしこの本の第2弾が出るとしたら、映画『それから』などのスタイリスト、北村道子さんにインタビューしてほしい!
ちなみに、この本の中で好きなコーデは、P22、P32、P42、P51など。でもやっぱり、映画の中で見る女優の着物姿がいちばんだけどね。
あ~、『夜の河』と『刺青』が早く観たい~!!

着物女のソコヂカラ 着物女のソコヂカラ
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2007.01/26(Fri)

やってみたいコスプレ 

着物=コスプレと考えたとき、
よく一般的に女性がしてみたいと憧れる(らしい)、「舞妓さん」とか「花魁」とかにはあんまり興味がありません。
日本髪は結ってみたいな~と思うけれど、日本髪のカツラや白無垢なら某式のときに被ったしなぁ・・・(自分で言うのもなんだけど、けっこう似合ってました)

そんな私がすごくしてみたいコスプレが、「御高祖頭巾」!
よく時代劇で、怪しい女性とか、隠密行動を取る女が被っている紫色のこれ。
okoso.gif
実際は、寒いときなんかに一般的に被られる防寒具だったみたいですけど。

上のは夢二の絵なのでロマンチックだけど、実際にこれ被ってる人が向こうから歩いてきたら引くよね。日本髪の上にかぶるから、頭は相当大きくなると思います。ネットで画像探したけど、持ってこられそうなのがなくて残念。
でもイスラム女性なんかはスカーフぐるぐる巻きにして歩いてるし、ターバン巻いてるインド人もたまにいるし、今なら意外にイケるかも。ダメ?
EDIT  |  00:35 |  着物いろいろ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

2007.01/24(Wed)

映画特集2タイトル 

今、気になっている着物映画の特集がふたつ。

池袋、新文芸坐の「名匠・吉村公三郎の世界」(2月3日~2月16日)と
13740627_125.jpg


渋谷、ユーロスペースの「日本女子のソコヂカラ」(3月3日~3月16日)
1.jpg

まだ未見の映画がいくつか上映されるので楽しみ。名作の誉れ高い山本富士子主演の『夜の河』はどちらの特集にも掛かるようで、さて、どちらで観ようか?(どちらにも行けないかもしれないが―)

ところで、『ツィゴイネルワイゼン』といえば必ず大楠道代単体のスチール写真が使われるみたいだけど、なんでだろう。
確かにビジュアル的にはこっちの着物のほうが映えるけれど、映画的には大谷直子のほうがずっとインパクトあるし、怖くてキレイなのにな。DVDのパッケージの写真が好き。
ツィゴイネルワイゼン ツィゴイネルワイゼン
原田芳雄 (2001/09/21)
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EDIT  |  01:18 |  映画・TV  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

2007.01/22(Mon)

時代劇 

時代劇をわりとよく観ます。
と言っても髷モノならなんでもいいというわけではなくて、テレビドラマなら「木枯らし紋次郎」や「座頭市」などのアウトロー系、70年代の必殺シリーズ(火野正平が出ていれば尚可)、映画なら50~60年代の大映映画や、江戸時代ではないけれど70年代の任侠映画など。

苦手なのは「水戸黄門」「暴れん坊将軍」などあり得ない設定系や、里見○太朗、松方○樹、杉○太郎などの時代劇スターが出ているドラマ(萬屋錦之介は別格!)。様式美の時代劇といえどあまりにワンパターンで退屈極まりないし、センスも感じられないのでほとんど観ない・・・

で、時代劇を観ていてまず目がいくのが、やはり着物。
同じ着物姿でも、その作品が作られた時代によって大きく違っているの面白い。
60年代は優雅で美しく、70年代は婀娜でしどけなく、80年代は総じてダサい。そして90年代以降は、そこそこセンスは悪くないけどなんだかつまらない。
これって洋服の流行ともリンクしてるような気がする。ファッションも文化も80年代が一番へんだったなぁ。

着物に注意して観てると、違うドラマなのに同じ着物着てるのを発見したりもして面白いです。
NHKの大河ドラマでもときどきあるし、「木枯らし紋次郎」と「座頭市」で“同じ帯では?”というのを見たのだけど、これは衣裳の会社が同じだからかな。

以前なら放映期間がずれてるからこういうことも視聴者は誰も気が付かなかっただろうけど、多チャンネルで現在も過去もいっぺんに見られる今ならではの楽しみ。

私としてはリアルでカッコいい股旅モノが復活してほしいけど、キム○クあたりに主役やられちゃうとガッカリだから、過去を懐かしがって観てるくらいでちょうどいいのかもしれません。今の俳優、女優にあの頃みたいな色気を求めたって無理なんだもの。

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2007.01/17(Wed)

夢二の時代 

P1000554.jpg

竹久夢二写真館「女」』。
折に触れ、ぱらぱら眺めている本。

その名のとおり、夢二に関わった有名な3人の女性(たまき、彦乃、お葉)を写した写真集。夢二が撮ったものもあるし、女性たちが夢二と一緒に映っているものも。また、夢二が風景を写した写真なども載ってます。

P1000552.jpg P1000553.jpg
 
写真の女性達はもちろん着物姿ばかりだけれど、何しろ写真が古いくてモノクロだし、着物のきこなし方で今の私たちが参考になることはあまりないと思う。

それよりも、絵で見るロマンチックな大正時代ではない、現実のこの時代がまだこんなにも貧しく、女性の地位が低かったのか!ということに驚かされます。お葉さんは夢二のイメージそのままにはかなげなポーズを作っていて、彦乃はただそのまま撮られているだけだけれど、そんなこととは関係なく、何よりオーラがないし、人としての存在感は風景に溶けてしまいそうに希薄。だからこの写真集を見ていると、なんだかとても寂しい暗い気持ちになってくる。

P1000551.jpg そして一番気になるのは九十九里で撮られたらしいこの写真。こんな鋭い顔つきをした子ども、今は日本のどこを探してもいないんじゃないかな。




大正時代はあまりに遠く、はるか彼方に過ぎ去ってしまった。そのことに感慨を持つと同時に、そんな時代の衣服を無邪気に着ている自分を戒めたいような、複雑な気分にもなってきたり。
著者の栗田勇氏による文章がまた、しみじみと思い入れたっぷりで心に残ります。
EDIT  |  00:36 |   | TB(0)  | CM(0) | Top↑

2007.01/11(Thu)

ヘビィなふたり 

松屋銀座で行われている「日本のおしゃれ展」へ。

今回は創作着物が多かったかな。バティックとか更紗などを使ったものが目に付いたけど、私にはまだちょっと早いのか、いまひとつピンと来ず。
アンティークは、最後の方にあったデコっぽいデザインのチューリップの帯が気になりました。楽しみにしていたHPにある赤紫の孔雀の羽が入った散歩着(?)は、思っていたよりも彩度が低い感じで、ちょっとガッカリ。
帯留め、袋物などはさすがに素晴らしかったし、ショールを壁一面に並べて陳列していたのも綺麗でした。

KIF_2181.jpg

本日はハオラー。



池田重子展だからやっぱり大正ロマンかな~と思っていたところ、同行のお友達から「蛇様ペアでいこう」との提案があったので、手持ちの中では唯一蛇バッグと蛇草履に合いそうな、オレンジの薔薇の羽織で。

KIF_2185_sh01.jpg 





KIF_2191.jpg  










ほとんど蛇姉妹。
お友達は帯留めも帯(ウロコ文様)も蛇! 根付は干支の猪さん。
私のは薔薇。
KIF_2188.jpg KIF_2177.jpg

P1000569.jpg



羽織の下はこんなでした。
EDIT  |  12:08 |  おでかけ  | TB(0)  | CM(2) | Top↑

2007.01/06(Sat)

ピンブローチ 

P1000568.jpg

洋服でも着物でも何でも使える便利なピンブローチ。
布バッグなどにも付けたりします。
特に集めてるわけじゃないけど、なんとなく貰ったり買ったり無くしたりで今はこれだけ。

ネコは内藤ルネ、バケツの女の子は中原淳一、お絵描きしてるのは茂田井武。
輪投げチョコは娘から、パール付きの三日月は母から。トカゲは自分で買いました。

おもちゃみたいのがほとんどなので、ちょっと厚手のものにつけると裏の留め金が知らないうちはずれてしまうのが悩み。冬のコートとかマフラーとかショールとか、モコモコしてるものに付けるのが可愛いのですが。

EDIT  |  00:29 |  着物いろいろ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

2007.01/03(Wed)

明けましておめでとうございます 

今年もよろしくお願いします!

お正月なので着物を。
といっても晴れ着ではなく、実家で飲んだり食べたりしただけなので、ウールの着物にタートルインで。

P1000561.jpg 


タートルインにして外出したのは初めてだったけど、あっという間に着付けができてとてもラクでした。







帯は、ちょっと抽象的な百合のシルエットの木綿の名古屋。
百合柄だし、単なのでもしかしたら夏用なのかな? 
紬っぽい織りのせいか、一歩間違うと民芸風になってしまい合わせるのが意外に難しいのだけど、このウールだとまあまあ合う感じ。

P1000558.jpgP1000557.jpg





足袋は赤の別珍。真っ赤っ赤に写っているけど実際はもう少し暗めの赤です。


EDIT  |  15:55 |  おでかけ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
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