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2007.01/17(Wed)

夢二の時代 

P1000554.jpg

竹久夢二写真館「女」』。
折に触れ、ぱらぱら眺めている本。

その名のとおり、夢二に関わった有名な3人の女性(たまき、彦乃、お葉)を写した写真集。夢二が撮ったものもあるし、女性たちが夢二と一緒に映っているものも。また、夢二が風景を写した写真なども載ってます。

P1000552.jpg P1000553.jpg
 
写真の女性達はもちろん着物姿ばかりだけれど、何しろ写真が古いくてモノクロだし、着物のきこなし方で今の私たちが参考になることはあまりないと思う。

それよりも、絵で見るロマンチックな大正時代ではない、現実のこの時代がまだこんなにも貧しく、女性の地位が低かったのか!ということに驚かされます。お葉さんは夢二のイメージそのままにはかなげなポーズを作っていて、彦乃はただそのまま撮られているだけだけれど、そんなこととは関係なく、何よりオーラがないし、人としての存在感は風景に溶けてしまいそうに希薄。だからこの写真集を見ていると、なんだかとても寂しい暗い気持ちになってくる。

P1000551.jpg そして一番気になるのは九十九里で撮られたらしいこの写真。こんな鋭い顔つきをした子ども、今は日本のどこを探してもいないんじゃないかな。




大正時代はあまりに遠く、はるか彼方に過ぎ去ってしまった。そのことに感慨を持つと同時に、そんな時代の衣服を無邪気に着ている自分を戒めたいような、複雑な気分にもなってきたり。
著者の栗田勇氏による文章がまた、しみじみと思い入れたっぷりで心に残ります。
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